今月はサークルFINにてシャドウランのプレイヤー参加して参りました。 マスターは神音さんでいつもながらヘビーな戦闘満載でした。 PCは以下の6名。 やはり6名いると能力が潤沢で良いですね。 今回は東京からの参加者もおり喜ばしい限りです。 都築 ヒューマンの元警官。 エッジ8と限界まで強化されたサイバーアームが猛威を振るう。 ムーンライト トロールのコンバットミスティックアデプトです。 近接武器(ノダチ)、射撃(アレスアルファ)、攻撃魔法を扱う歩く爆弾。 しかし、近接武器は難しいですね。 ジョニー ドワーフデッカー。 アーキータイプのデッカー。 調べものとかセキュリティー強化とかドアマンとかをしていた感じ。 静 エルフサムライ。 今回は交渉能力も火を噴かず平和に狙撃していました。 クッコロ トロールバウンティハンター。 アーキータイプ改造キャラクター。 多少使い勝手は良くなりましたが何でもできるは何にもできないに通じるですね。 プレイヤーの腕もあり戦線を支えてくれました。 ロックベアード ドワーフボディガード。 依頼人を見捨てるかどうかの瀬戸際でボディガードの掟により依頼人を護りきった今回のキーパーソン。 シナリオはいつものごとくトールトロールダイニングから始まります。 依頼人は疲れ果てた感じの軍人上がりっぽいジョンソン。 依頼はゴミ捨て場での発掘の護衛。 レドモンドにある違法なゴミ捨て場に誤って棄てられた物を探しており、その護衛を依頼される。 場所はレドモンド。汚染精霊や変異クリッターなどが闊歩する荒廃地区。 発掘の日雇い労働者が被害を受けておりその護衛を頼みたいらしい。 一行はランナーを使って何を掘ってるのやらと疑問に思いつつ引き受けることに。 とりあえず依頼人や護衛先について調べものの特に怪しいネタは出てこない。 依頼人の素性を調べると元ナイトエラントファイアウオッチ部隊所属でシカゴ掃討戦にも参加していた古参兵です。 シカゴの戦いの後現場を離れアレスの内部監査を長年勤めてきたミスターアレスです。 唯一きな臭いのはロックベアードがナイトエラントのコネに依頼人について尋ねた際に深入りしない方が良いと助言を受ける。 個人的にこれは依頼人がアレスの指示で厄介な仕事をこなしていると認識したのですが、これが大きな勘違いだと後々気づかされます。 護衛はバーゲスト率いる野犬の襲撃が合ったぐらいで大過なく(人が5人殺されたけど)完了しお目当てのデータディスクを発掘します。 データディスクにタグが付いていると言うかタグで同定されており嫌な感じをしたジョニーがとりあえずタグをジャミングします。 セッション中はシナリオ本流に関係なかったなーと感じてましたがこれが1つの分岐ポイントだったようです。 このタグの話を聞いた依頼人はPCに追加の依頼を持ちかけてきます。 見つけたデータディスクをスレンダーマンというゴーギャング167Sの幹部に引き渡すまでの護衛です。 迷った末(値上げ交渉とか)、PCは依頼を引き受けます。 護衛までにスレンダーマンについて調べると彼はタマナスの幹部で冷酷なビジネスマンであるとわかります。また引き渡し場所もヤクザの店とのことで荒事はないだろうと気楽に赴きますが、もちろんこのGMがそんなに親切な訳もなく引き渡しの会談のその時アレスロードマスターが駐車場に乗り込み銃弾をばらまき始めます。 ロックベアード以外は依頼人を見捨てようとしますが、彼の名誉の掟:ボディガードにより仲間を説得し脱出を企てます。ムーンライトがフルオートでボコボコにされたり都築の弾丸が有り得ない勢いで弾かれたりしましたが無事脱出をはたします。 スレンダーマンと再会を約し一同は一目散に逃げ去ります。 安全な拠点に到着後タイムリーすぎる襲撃を怪しみ依頼人のコムリンクを調べたところ案の定枝が仕掛けられていたので潰します。 また依頼人は今回の案件の詳細を説明したうえで更なる依頼を行います。 元々PCが廃棄場で見つけた資料はプロジェクトアヴァロン、精霊に有効な通常兵器を開発するというプロジェクト、に関する資料でした。 これはエクスカリバーコンバットライフルを製作したプロジェクトとして知られており失敗したと考えられています。 ところが、実はアヴァロンプロジェクトの完成したプロトタイプ、コードネームカラドボルグが存在したと言うのです。 カラドボルグは平行して展開されていた昆虫精霊軍事利用プロジェクトパイロを運用する誰かにより破棄されたと言うのです。 そのカラドボルグがアレスの物流倉庫に管理不明品として保管されていると言うのです。 これを確保すればスレンダーマンが10万で買い取ると言うのです。 現在アレスは昆虫精霊に浸食されておりアレス内部のメンバーは誰も信用できないようです。 そこでアレスの機密を昆虫精霊と対立するグールに提供する事にしたのです。 依頼人のコムリンクに枝がついていた以上カラドボルグを確保できるかは時間との戦いでありPCは昆虫精霊対策だけ行い慌てて物流倉庫に向かいます。 ハッキングにより扉を開けてサクサクとカラドボルグを確保しますが、その時入り口から爆音が響きます。ムーンライトがアストラル千里眼で見ると複数の昆虫精霊を発見します。 互いに所在を把握したうえで互いに解析場所は狭い廊下。 3ターンに及ぶ壮絶な銃撃戦(ノダチや伸縮式棍棒振り回してるトロールやモノフィラを振るうドワーフもいましたが)の末昆虫精霊を撃破した時にはエッジは底をつき全員が満身創痍な状態でした。 敵の追撃もなく命からがら脱出した一行は依頼人と合流しカラドボルグをスレンダーマンに引き渡す。時間はかかるだろうがいずれ逆アンセンブラされたカラドボルグの資料が出回ることでしょう。 依頼人はシカゴに高飛びしオメガドーンに加わり昆虫精霊との戦いを続けるようです。 と、言うわけでアレス内乱にがっつり巻き込まれるシナリオでした。 ナイトエラントが昆虫精霊に汚染された部隊と協調してる部分とカラドボルグの存在はシナリオオリジナルのようです。 しかし、今回戦闘寄りのメンバーでしたが、昆虫精霊化したアレス精鋭部隊とか厄ネタ部隊とは二度とやり合いたくないですね(私のデッカーは遊んでただけですが)。 後で聞いたところでは依頼を断ったり依頼人が殺害された場合、アンネ・レイブンハートやハネベルが登場していたらしいので少し残念ではありますが昆虫精霊の手先にならなくてすんだのはほっとしますね。 |