人生二回目のシャドウラン5thのプレイヤーでした。 ちなみにサークルFINの例会でプレイしてきました。 今回は参加予定プレイヤーに魔法使い要員がいませんでしたので、以前作りかけていたバーンアウトブッディストを仕上げて挑みました。 今回のシナリオ的にAIリガーでも面白い感じはしましたが。 そして、前回より今回の方がスタイリッシュガンアクションな感じでした。 いやB級ハリウッド映画ですかね。 では、恒例のキャラクター紹介を。 といいつつ、今回はほぼ銃撃戦しかしていないのでキャラクターはよくわからないので簡単にまとめておきます。 シャル エルフガンスリンガーアデプト 今回は自己紹介するの忘れていました。 反動を省みず確実に狙撃しておりました。 クリスティーナちゃん トロールエンフォーサー 前回から続投のおかまさん。 ボウ バーンアウトブッディスト 比叡山で身体改造をうけた魔法使い。 今回はひたすら攻撃魔法を使ってました。 シナリオはホットスタートでいきなりアズテク系のファッションブランドZOEのオフィス襲撃を行います。 依頼主はシアワセで依頼内容はZOEの新作人造ジュエリーエンジェルティアーズの発表を遅滞させろと言うもの。 そのためにチーフデザイナーアドリアナに襲撃を行い、デザイナーのアカウントにより出荷停止とデザインデータにジャンクデータを混ぜるもの。 警備員は戦闘練習がてら軽く撃退し、ランは上々の出来(まあ、戦闘練習なわけですが)。 ランの翌週辺りにシアワセがプチセレブ向け人造ジュエリーのカジュアル新ブランドを大々的に御披露目します。 その翌週にアズテクはEVOと共同開発品としてZOEはより高級な人造ジュエリーブランド(博物館にあるような宝石が数十万で買える)を発表しそれなりに成果を上げます。 その後前回とばっちりで店を吹っ飛ばされたトロールバーのオーナーアランの仲介で仕事の依頼がきます。 依頼主はアズテクのジョンソンでデザイナーズブランドのアルマンテ系を差配している人物。 実は第六世界でアズテクからのランは報酬が高いことで有名です。なにせ真面目に世界征服を目指すメガコーポですのでランナーに対する信頼は皆無。このため支払いを良くしないと誰も引き受けないわけです。 ジョンソンによっては身元を隠すなど涙ぐましい努力をしています。 そんなアズテク、しかもこないだランを仕掛けて損害を与えたアズテクからの依頼です。 個人的にはメガコーポのジョンソンは自社に敵対的なランで損害を与えたランナーでも有益なら使うと思っている人なので気にせず仕事を引き受けます。 GMが変な裏取合戦しないと裏切られるようなシナリオをしないという信頼が前提にあるわけですが。 アズのジョンソンの依頼は先日のランとは無関係でギャングに奪われた宝石を取り返して欲しいというもの。 先日レントンのショッピングモールにアズテクの重役の娘モニカ嬢が買い物に行ったところ、店をでてすぐにギャングのナックルヘッズの襲撃を受けます。 この際護衛がいたにも関わらず襲撃は成功しモニカ嬢は負傷、身につけていた新製品の宝石エンジェルティアーズが奪われます。 アズテクは怒り心頭で本来は正規軍を動かして皆殺しにしたいところですが、あまりにも大人げなさすぎます。 仕方なくランナーを動かして宝石の奪回を目指すことになります。 ナックルヘッズはレントンを拠点にするゴーギャングで規模は50人程度。 ランナーが壊滅さするには少し骨が折れます。 そもそも、宝石がギャングの手元にあるかもわかりません。 とりあえず、クリスティーナちゃんが最近仲が良くなっているマフィアコンシリエーリに宝石がブラックマーケットに出回っていないか問い合わせます。 宝石はギャングのボスダントンが保持しており、それ以来ダントンが凶暴化していると教えてもらえます。 そして、宝石の出所を洗った方が良いと情報を得ます。 ボウは前回のランの依頼人であるシアワセのジョンソンに連絡を取ります。 前回のランの仕上がりは完璧だったらしくアズテクがエンジェルティアーズをこんなに早く出荷できるのは異常な状態らしいです。 現在エンジェルティアーズは初期限定販売品しか出回っていないらしく、追加注文も止まっています。 シャムはギャング団のアジトの下見に向かいますが、グリッチにより命からがら逃げ出すはめになります。 翌朝、トロールダイナーのアランから連絡が入ります。 シルバリュウスと言うエルフから会いたいと連絡が入ったと言うのです。 もちろん、心当たりはありませんが、一応会うことにします。 行った先で出会ったのはサムライ風のエルフですが、ボウはその顔に見覚えがあります。 ティルタンジェルの高位の人間に個人的に仕えている親衛隊パラディンのメンバーの中で見覚えがあるのです。彼の主が誰なのか判らない状況ですが、高位のエルフかティルタンジェルの高官の意図が働いている可能性が高いわけです。 私自身はシアトル在住の高位のエルフとして都落ちしてきたティルタンジェルの元国家元首ルー・シェアハンドを疑っていましたが、どうやら無関係でした。 ところが、無関係そうに奥の椅子では白塗りのエルフが帽子を回しています。 最強の道化師ハーレクイン様です。 正直何でこいつらがギャングごときのネタに出てくるの、という印象を受けつつ話を聞きます。 シルバリュウスは世間話のようにウクライナの話を始めます。 ウクライナのチェルノブイリ近郊を領地と主張するアダルトドラゴンルクスアンブラとウクライナ政府が深刻な対立をし、結果ロシア正規軍とEVO企業軍の合同作戦によりルクスアンブラは討伐されます。 その財宝はEVOを経由してドラコ財団に売却されましたが、その積み荷の1つが上海で行方不明になります。 その貨物の中身は宝石だと言うのです。 宝石自体は単なる宝石の筈とシルバリュウスが説明した後にハーレクインは1つのビロードの袋を手渡し、あれは印だからこの袋に収納した方が良いと告げます。 アースドーンも合わせて遊んでるシャムとボウは乾いた笑いを上げます。 ホラーに汚染された宝石が出回ったので世界の護り手ハーレクインが出馬してきたのか、と。 宝石の奪還を依頼された一行ですが、アズテクからの依頼が宝石の奪還最悪位置の確認とのことでしたので引き受けることにします。 元の依頼主がアズテクだしなーと言うのもありますが。 シルバリュウスからは前世の記憶を持ち世界を救う光の戦士を名乗る魔法使いマクローリーの紹介を受けます。 SURGEでトカゲのようになった多分ヒューマンです。 ちなみにアースドーン時代トカゲ人間のトウスラングの族長は記憶の継承をしていましたので、本当に第四世界の魔法知識を継承している可能性があるなーと思っていました。 一応PC的には確認できませんが、本当に記憶を継承しているようでした(笑) 続いてマクローリーに会い与太話(PC的には)をした後にギャング団対策を進めます。 まず、ナックルヘッズがヒューマニスゴーギャングでしたので、クリスティーナちゃんのお友達であるサウロンの息子達に協力を依頼します。 彼らは2つ返事で協力を約束してくれます。 続いて、またまたクリスティーナちゃんのコネであるフィニガンファミリーに協力を要請します。 彼らは彼らでナックルヘッズに輸送中の麻薬を奪われており、奪還を条件に協力を約束します。 どうやら、ナックルヘッズに襲撃を受けた警備チームは恐慌をきたし逃げ惑ったようです。 精霊のパワーの恐怖を使われたと推測し、とりあえずシルバリュウスにホラー除けの護符をくれないか(冗談混じりに) 依頼します。 すると、呪文抵抗に+2の修正を貰える護符を3枚貰います。 そして、ギャングの各個撃破は望むところですので、快諾し倉庫を襲撃します。 さほど苦労せずに倉庫は制圧しますが、ギャングが身体改造や魔法を使っていないのに妙にイニシアティブが高いのが気になります。 とりあえず、麻薬と生き残りのギャングをフィニガンに引き渡します。 ついでに、シアワセのジョンソンにZOEの新作に関する情報と引き換えに警察が襲撃の日に駆けつけにくくなるように手配してもらいます。 そして、襲撃をかけます。 ナックルヘッズがアジトにしているレストランの外にはメタヒューマンの死体がぶら下がり、店の外で二人ほどタバコを吸っています。 マクローリーの悪臭で行動不能にした後にクリスティーナちゃんがトドメを差します。 そして、隠蔽と透明化により姿を消した状態で殴り込みを実施します。 イニシアティブの関係で唯一恐怖のパワーの影響を受けたのはボウのみ。 ボウは護りの精霊の魔法の守護と自分の呪文抵抗を全て投入し辛くも影響は逃れます。 例によってクリスティーナちゃんの斬撃、シャムの銃弾でギャングは確実に血祭りにあげていきます。 そんな状況で鮮血精霊フォース8が顕現します。 シャムの銃弾は精霊を多少傷つけますが、ダントンが刺したウエイトレスの血で回復します。 少し危機感が増してきたところでギャングの銃弾を受けてシャムが倒れます。(回避16個降って成功数0とかだすとね~) さすがに全滅の可能性も出てきましたが、ここで精霊がギャングを殴ります(GMいわく鮮血精霊はとりあえず皆殺しにしようとしていたので)。 これでギャングが倒れ、ダントンも魔法により倒れます。 ダントンが気絶した瞬間鮮血精霊はダントンの血液を吸い尽くし殺してしまいます。 そして精霊は気持ち悪い笑みを残し姿を消します。 すぐにシルバリュウスを呼び出し、宝石を引き渡しとっとと逃げ出します。 アズテクには精霊を撃破した時点で謎のエルフの襲撃を受け宝石を奪われたと告げます。 アズテク側にもドラコ財団から正式にエンジェルティアーズに不適切な素材が使われているために引き上げ間ををするように要請があり、突っぱね切れずにリコールになったと説明されます。 依頼人自体は自分の部署ではないのでさほど気にしてないとか。 最後にご機嫌なハーレクインにねぎらいの言葉を受けてセッションは終了しました。 そういえば、シャムは死にかけのところをマクローリーに助けられたのでマクローリーに感謝と今後世界を守る戦いに協力するとか言っていました。 後日譚として世間に出回り始めたブラッドクリスタルがこの龍の宝玉を下敷きにしたものかもしれない・・・というホラー風のエンディングでした。 ちなみに今回の敵の黒幕はホラーのデスベアソートでした。 ギャング達はどうも精霊の契約的な何かで有利な資質と不利な資質を付与されていたようです。 個人的にはホラーネタ、イモータルエルフ、生まれ変わりと好きなものてんこ盛りでした。 非常に楽しかったです。 とは言え、シャム以外が偏見:ヒューマニスを持っていましたので話し合いで片を付けるシナリオだったらと思うとゾッとします。 まあ、それはそれとして「ヒューマニス死すべし」とかいいながらのカチコミは非常に楽しかったです。 次回はこちらがGMですが、シナリオをどうしたものですかね。 前回書きかけで力尽きたシナリオをブラッシュアップして挑むのが理想的ではありますがね。 |