シャドウランにおける混血


シャドウランにおいて、異種族は混血可能かという話にてきとうな返事をしてしまったので、反省がてらちゃんと資料をまとめてみたいと思います。
ただ、シャドウランとアースドーンの世界観が共通であることを踏まえて関係ありそうな部分を色々とうろつきながらまとめてみたいと思います。
まず、大前提ですがエルフ、ドワーフ、オーク、トロールはヒューマンの覚醒種です。
このため、魔力がなくなれば全てヒューマンとなります。
この5種族の混血に関してシャドウランのSNE版(2版)にな記述がありました。
基本的にヒューマンと覚醒種が混血した場合、覚醒種となるようです。
ドワーフとエルフならどちらが生まれるかは五分五分のようです。
そして、エルフ/ドワーフとオーク/トロールだと後者が生まれるようです。
逆に言えばオークとトロールなら五分五分となるということでしょう。

一方アースドーンには上記5種族は元々は同じ種族でしたが魔力により差異が広がりすでんに別の種族となっていると書かれています。
ただ、これは数千年間別の種族として暮らしてきたために文化的に別種族となってしまい婚姻関係を考えられないということなのか、魔力によりすでに生物的に別の種族となってしまっているのかは不明です。
ただ、セラの学者が否定的ということは混血の実験ぐらいはやっていそうですので、魔力によるすでに別の生物種となっていると考えるのが妥当ではないかと思います。
なにせ、あの人たちは<名づけ手>(=いわゆる人類)に動物たちの能力を“移植"する改造人間とか作っていましたので、混血でスーパーヒューマンぐらいは狙っていそうです。
同様に種族的な差異をあまり意識していないキャセイにおいても混血の話題が出てきていないのでできないとみなしても良いかもしれません。

おまけに、以前アースドーン2ndを発売していたLiving Room Gamesがエリプリルフールネタでだした混血の資料の和訳があるので転載しておきます。
これを元に混血ができると主張するのもいかがなものかとおもいますので、ネタとしてお楽しみください。

以下、引用です。
アースドーンにおける混血

アースドーン第二版において、<名づけ手>の種族間に置いて混血が起こる可能性がああります。ここに、それらの簡単な概観を書いておきます。

Helf
ヒューマンとエルフの混血
彼らは魅力に+1の修正を受けるが、多様性は-15されます

Oompaloompa
ヒューマンとドワーフの混血
彼らは強靱さに+3のボーナスを受けます。ですが、魅力は-4されます。更に視力に関する種族的能力のために無言の嘲弄を受けることになります(訳注つまり、赤外線視がないと言うことでしょうか?)

New York Cabby(ニューヨークの運転手)
ヒューマンとオークの混血
彼らは強靱力に+3され、同様に嘲弄を行うため魅力が+4ステップされます

Woo'kee
ヒューマンとトロールの混血
彼らは知覚力と魅力に-4されるが、ミュー(MU)の人種的能力を得る。それに加え彼らの多様性を隠すための人種的能力を得る

Hen'stridge
ヒューマンとトウスラングの混血
彼らは魅力に+5のボーナスを得る。ただし、自分たちの友人を食べなければない。けれども、彼らはその続きを得る

Goth(ゴート族、粗野な人)
エルフとドワーフの混血
ゴートは魅力に+4の修正を受けるが、ひどい自己嫌悪によって苦しむことになる。ホラー達でさえ彼らには印を付けない

Elk(ワラビー、へら鹿)
エルフとオークの混血
トナカイにしか乗ることができなくなる

Nar'cissist
エルフとトウスラングの混血
彼ら自身が社会的な挑戦を行うときに魅力に+6ステップされる

Kinneson
ドワーフとオークの混血
彼らは嘲弄を行うときに+5ステップされる

Gimp
ドワーフとトロールの混血
彼らは強靱力に+5され、筋力に-5される
そして、革よりも重いモノは何も身につけることができない

Frog(蛙)
ドワーフとトウスラングの混血
彼らは皆に同じビールが廻るように気配りをする

Khan's Lut
オークとトロールの混血
強靱力に+5され、魅力に-5される

Alligator(わに)
オークとトウスラングの混血
ええ、爬虫類みたいな者です

Giant Alligator(巨大なワニ)
トロールとトウスラングの混血
様々な大きさの下水道に住む種族の能力を得る

エルフとトロールの混血
高地地方の冗談

ウインドリングとウインドリング以外
ウインドリングにとって莫大な苦痛を伴う

オブシディマンと何者も
よろしくない考えだ

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