シャドウランセッションログ:ヘイトレッド・メモリー



例会のGMをやってきました。今回はDiscordつながりで原書も手を出してるとかげ男さんが参戦。キャラクターデータは提出済みだったので、良くも意地悪?にもメタを張りまくりの熱い展開になりました。

PC1 :ジョージ・マクフライ(ヒューマン、ストリートサムライ)
エッセンス限界まで肉体改造した射撃特化サムライ。ただしあまりに射撃に特化しすぎていたので、挨拶一言ですらエッジを消費する(エチケットDP1/デフォルトw)状況でGMとしてはなかなかいじりがいがありました。
東海岸から流れてきたらしいので、時代次第ではボストンロックダウンから逃れたのはありかもですね。

PC2:ミネルバ(AI、デッカー)
サイバーデッキの妖精さん。元々エージェントプログラムだったものがクラッシュ2.0以降デウスの欠片を受けて意識を持った、らしい。電脳戦闘に割と特化してるので、ごく普通の乗っ取り系が微妙に苦手というお茶目な点あり。自分を持ち歩ける何かが無いので、常に誰かに担がれている。いわゆる付喪神…?

PC3:サルーン・ダンプトリガー(エルフ、フィジカルアデプト)
アーキタイプのエルフガンスリンガーアデプトを使用。ティル・タンジェルから流れてきた傭兵で、アサルトライフルの腕はチームでも一番。

PC4:クロエ(ヒューマン、シャーマン)
幻影を得意とするシャーマン。チーム唯一の魔術師でほぼ敵が魔術師ばかりの状況で知恵袋的役割でした。

PC5:”グリード”ドグ・ブラックマン(トロール、マーセナリー)
偽造SINから手持ちの重火器まで質に入れた78000新円の借金持ち博打中毒トロール。金を借りているマフィアには頭が上がらないが腕前は確か。良くも(運が)悪くも今回の主役でした。

●導入
毎月1万以上の借金(生活費含む)に苦しむグリードに仕事の紹介が入る。「ちょっとした小遣い稼ぎだ」と馴染みのフィクサーが提案してきたのは、フォートルイスのUCAS(アメリカカナダ連合国、いわゆるインディアン独立戦争により引き裂かれた後のアメリカ)軍の小隊訓練のお手伝いである。
2時間で1000新円という危険が無い割にはボロいアルバイト、返済が滞るとボコられる(ルール上本当にダメージを受ける/笑 Run Faster参照)のでグリードは二つ返事で請け負う。

この時点でグリードはSINまで質に入れたのを忘れていたのだが、きっとチームを引率したフィクサーが一時的に貸し出してくれたのだろう・・・。

基地内でチームを迎えたのはやたらと良い体格の武装偵察隊(フォース・リーコン)の小隊長アルフレッド・ピーターセンと名乗るおっさん。
彼の部下をシミュレーター経由で鍛えてやって欲しいという。
案内されたのはリクライニングチェアにヘルメット式トロードが組み合わされたVRトレーニングルーム。何でも「レンラクアーコロジーが開放されてUCASに払い下げられた時に、レンラクの実験用施設をパク…貰い受けたもの」だとか。
微妙に「大丈夫かそれ」という空気が流れる中、VRにダイブさせられる。モードはウルトラヴァイオレットなのでほぼ現実と同等、ただし苦痛は再現してもリアルに負傷はしないので、気絶もしくは死亡したらダンプショックで

とってもあたまがいたくなる

程度に済ませられるらしい。

コンバットシミュレーション、オペレーション:ロッカー開始します。OpenCombat!
の開始音声とともに(模擬)戦闘が始まる。

60mほどのかなり広い施設内で向かい合う両者。最初のターンから激しい撃ち合いが始まり、相手の隊長とサムライのジョージがアサルトライフルのフルオートで削り合うがお互い命中に至らず。
グリードは手持ちのアサルトライフルで制圧射撃。かなりのヒット数を稼いで、通路を挟んで撃ち合う軍の小隊を足止めする。
途中にはアーミー側からスモークグレネードが投擲。そのためにクロエが放ったデバフ呪文はレジストされて通らず。

ミネルバはマトリックス検索で相手のコムリンクを特定する。間に合えば次のターンにサイバー戦闘で破壊する予定。
サルーンは射程内まで移動して終了。

次のターン、敵隊長の射撃がジョージを捉える。フルオートを回避しきれず重傷。
だがそこでグリードが簡易フルオートに切り替え顔を出している敵隊長を射撃。一撃で行動不能に陥れて模擬戦闘終了。
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個人的に、ですが身内でだいたい能力を把握しているキャラで遊ぶ以外だと、何かしらこの手の死なない程度に簡単なテスト戦闘は序盤に入れたほうが良いと思います。プレイヤーはそのPCに何ができてどう動く必要があるか(アーキタイプとかは特に)掴めますし、GM側も本番の戦闘シーンでの事故やシラケを防止しやすいです。
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UCASの特殊部隊相手にそれなりにドヤれる結果を出したシャドウランナーチーム一行、PAでの晩飯に誘われたついでに隊長のアルフレッド・ピーターセンから相談を受ける。
何やら基地に面倒な話が来ているが、上の人間がまともに取り合わないのでランナーチームに任せたいとのこと。
深夜に交通事故死したというユニコーンのゴーストが出るという触れ込みの「ロスト・ユニコーン」というバーに集合した一行。

ここは近所の魔術師たちのたまり場、そしてシャドウランナーの活動場所として有名で、私服で来たアルフレッドはあまりにかっちりしすぎた格好で浮きまくっている。
どう見ても軍人さんな彼は奥の貸し切り部屋へとチームを誘う。強力なジャミングおよびアストラル遮断がなされた部屋は、秘密の話には最適の場所だ。

アルフレッドが切り出した話は、3日後にシアトルで行われる伝統ある桜祭りにテロ予告がきたというものだった。
テロといっても標的はUCASの軍楽隊、ブラスバンドが演奏される会場に爆破予告が来たのだ。予告状を送ってきたのはキューバ出身という共産主義テロリスト、ボイス・オブ・ロア。
だがテロリストの規模としては弱小も良いところで、UCAS軍のお偉方はまともに取り合っていない。情報部に適当に調査を依頼して終了という始末だ。
さらに軍に予告が来ている話なので、被害届けを出されていないナイトエラントは静観の構え。言えば何かしら動くだろうが、話を通さなければそのまま無視だろう。

とはいえアルフレッドには何やらテロリストが本気だという確信がある模様。前金5000、成功報酬でさらに追加で5000という太っ腹な報酬だ。さらに奇妙な条件が追加される。
「カーラという女エルフがテロリストの中にいるはずだ。彼女は絶対に殺すな。五体満足で連れてくるならさらに5000を払う」

親玉はカマロ=メネンデスというキューバ出身のボコール(ヴードゥーの黒魔術師)らしいので、愛人?関係者?よく分からんがとりあえず金が貰えるなら、と3日の期限で仕事を受諾する。
UCAS情報部が調べたという話では、テロリストたちは南米から輸送船を使ってシアトルより南にあるサンフランシスコに入ったらしい。そこで目をつけられていた偽造SINが発覚、そこから密輸業者の手で逃走というルートのようだ。

●リサーチ
それぞれのコネや技能で情報を探るチーム一同。
ミネルバが南米からの密輸ルートを調べると、色々と情報が上がってくる。

元々の大西洋・太平洋を繋ぐ海路はパナマ運河が前世紀から使われていたが、2064年のクラッシュ2.0で国際テロリストのウィンターナイトが核爆弾を仕掛け、炸裂したEMP核爆弾がパナマ運河の機能を完全に破壊した。
運河自体はそれを予測したかのようにニカラグアに建設を進めていたアズトランのニカラグア運河へと引き継がれたが、パナマ運河は生き延びた水路を密輸業者たちがルートとして使いだし、カリブ海の海賊とも繋がって南米からの違法物品の輸送ルートとして成立しているというのだ。
ボイス・オブ・ロアが使った船舶「サン=アンジェラス号」は、どうやらマフィアが麻薬の輸送船として使っているものだった。

そこでマフィアにコネのあるグリードがコンシリエーリ(ボス直属の上級幹部)に連絡する。なんとコンシリエーリは笑えることに交渉チェックにグリッチ、サン=アンジェラス号がマフィアの表向きの輸送会社の所有であることを口から漏らしてしまう。
運んだものについては、「ホセ=チャベスと名乗る男、その護衛の男と女子供10人、そしてコンテナ一つ」だと説明される。
SINがバレたことを知った客人たちはマフィアが仲介した密輸業者経由でどこかしらに行ったらしい。
唯一の覚醒者である幻影魔術師クロエはボイス・オブ・ロアという組織について調べだす。
一度民主主義化してから再度共産主義化したキューバは、ブードゥーの司祭たちが権力を競い合う騒乱の島となっていた。
カーラという女はキューバの山岳部族の司祭の一人で、巫女として部族の精霊であるロア・ナイラル・アーを崇めていたらしい。
だが彼女の部族はキューバの内乱の中で破壊され離散、多くはテロリストへ加わったとされている。

ただし物騒な話として、ナイラル・アーは「月に吠える獣」「割れた鏡」「黒き蛇」「這いずる闇」と様々な異名を持つ自然精霊らしいということが判明する。人間には中立的な立場で、気まぐれに素晴らしい知恵を授けたり、あるいは破滅をもたらしたりという遊びを行うらしい。

ふーーーーん、とラ●ク●フト風なお話に真顔になる一行。ボイス・オブ・ロアが行ったテロ行為についても、マンハッタンの高速ビル屋上を爆破し、しかも生き延びた多くの被害者を集団催眠で操って墜落死させたという。
かの精霊が祀られていた祠は破壊されて久しい。何らかのものが収められていたというが、それを追ってアズテクノロジーや、特にMCTのマジカルリサーチユニット13(全員が階梯持ち魔術師で構成された超精鋭魔術戦部隊)が動いてるといった耳をふさぎたくなる話まで。
一方サンフランシスコからの密輸ルートについてはジョージが密輸業者たちがよく集まるクラブを知っていたため、サルーンを誘って夜に訪れる。交渉技能皆無なのを金とエッジの力で何とかクリア、どうやらテロリスト様御一行は南米からの巡礼者としてダウンタウン北に位置するスノホミッシュの廃教会に行ったらしい。男二人に女10人(大人3人子供7人)なのでよく憶えていたらしい。そのうちやたらと美人のエルフがいたとか何とか。
わざわざ密輸業者を雇った建前は「アマゾニアからの巡礼で偽造SINがバレて入国許可が降りないから」。
まぁアマゾニアはエコテロリストの支援もしてるのでさもありなん。

場所についてはミネルバが2秒で(衛星地図を)検索して判明。スノホミッシュ中央にあるキャニオン・パークだ。

翌日ミネルバの足になっている(どこかからパクってきた)トヨタ・ゴファーで教会へと向かう一行。教会はおざなりに設置された監視カメラ、そして複数の監視用ウオッチャー(儀式魔術で呼び出す小型の人工精霊)。
昆虫型のマイクロドローン2体を放ってミネルバが調査すると、敷地中心の聖堂はもぬけの殻、隣接したボロボロの修道院には虚ろな表情で自爆ベストと首輪を付けられた女たち、標的のカーラ、そして調査で名前が出てきたホセ=チャベスと護衛らしい男。奥に棺桶らしきものがあるのが気になるが…。
問題はホセが持っているコムリンク。これが自爆ベストのマスターデバイスとなっているため、スイッチを押される前に破壊しなければならない。
電脳的にぶっ壊すことは得意中の得意なミネルバ、わずか10秒でテロリストのコムリンクを焼き切り自爆信号の発信を妨害した。
お互い相当警戒しているので不意打ちは無し。車で正面に乗り付けたランナーチームは扉を開け放し襲撃を開始する。

やたらとイニシアチブが早かった護衛の男(実はフィジカルアデプトでした)は室内に突入してきたジョージをフルオート射撃し重傷を追わせる。
カーラはランナーチームが突入してくるのを見るなり強力な物理障壁を展開。女たちをバリアで守ろうとする。
クロエが呼び出したエアエレメンタルは護衛の男へ<包み込み>を実行。判定に成功し足止めすると同時に窒息させようと試みる。クロエが放った幻影呪文は強力な意志力に阻まれて成功せず。反撃でライフルによる射撃をくらい重傷で倒れる。
問題は奥の棺桶から現れた兵隊風の男。ヴードゥーの守護精霊を憑依様式で死体に取り憑かせた戦闘用ゾンビであり、手に持ったAK-98のフルオートが一行を襲う。
警戒射撃で頭を押さえられつつも、激しい銃撃戦の結果ホセ=チャベスは射殺された。護衛の男はエアエレメンタルの包み込みが振りほどけず窒息死。ゾンビはホセが死亡したためそのままアストラルへと帰還した。

戦闘終了後にカーラが語るには、テロリストのボスであるカマロ=メネンデスは彼女の部族の秘宝であった水晶の髑髏を人質を使い奪ったのだという。水晶髑髏は大精霊を従える収束具としての役割を持ち、髑髏の主は精霊の力を借りる権利を持つ。
カマロがテロに走った原因は2064年のクラッシュ2.0で、パナマ運河に出稼ぎに出ていた家族全員を核爆弾により失ったことだった。
真相を追った彼は、テロリスト集団ウィンターナイトの裏にアズトランとパナマ運河の利権を巡って対立していたUCASおよびメガコーポの一部がいたことを知ってしまう。
アズトランの利権を破壊するために、彼の家族は犠牲になったのだ。復讐を誓ったメネンデスはカーラの部族を襲撃し大精霊のコントロールを奪い、部族民の多くを精霊のパワーにより奴隷とした。
民を人質に取られたカーラはカマロ=メネンデスに従い、望まないテロを行う羽目になった。


カーラを保護したことを知ったUCASの軍人アルフレッド、話しているのを聞くとどうも顔見知りらしい。何でも彼らが2064年当時、キューバのハバナを戦場にウィンターナイトと戦っていた時、半壊した部隊を救ったのがカーラだったとか。
優秀な治療術師である彼女により、ライフルをまともに食らって重傷を負ったジョージとクロエの傷もほぼ回復。
後はシアトルのダウンタウン、シアトル・アンダーグラウンドの地下に潜んだというカマロ=メネンデスを追うのみ。

●クライマックス
いかに強力な魔術師といえど所詮人間、メネンデスを殺すことそのものは難易度は高くないのだが、問題は彼を迂闊に倒すと支配している精霊が暴走しかねないというカーラのコメントだった。
条件は「彼の意識がある状態で、水晶の髑髏をアストラル的に不活性化させる」こと。
居場所はカーラの儀式魔術により特定された。今回のテロの本当の目的は、旧レンラクアーコロジー地下に存在する核融合炉の爆破だ。

強力な水晶髑髏を無力化させるために、UCAS軍から提供されたのは背景放射を瞬間的に引き上げるFAB-Ⅲを応用したマナ拡散グレネードが一個、そして同行するカーラによる《マナ障壁》の呪文だ。
収束具はアストラルと現実の二元存在となっている。収束具をマナ障壁にぶつけた場合、フォース的にマナ障壁を通り抜けできなければ自動的に不活性化し維持している呪文は破壊される。問題はどうやってカマロをマナ障壁にぶつけるか、だがチームの中で最高の白兵能力を持つグリードに白羽の矢が立った。

かつてレンラク・アーコロジー攻略に使われたかもしれない秘密の地下通路を通じ、一行は儀式魔術で割り出した目的地へと向かう。ミネルバのドローンの偵察で判明したのは、ゾンビ3体を従えたカマロ=メネンデスと、奥で不気味な光を放つ巨大な機械。
マトリックス検索により判明したのは…かつてのアメリカ合衆国の分割の混乱で喪われた中性子爆弾だった。これが炸裂したならば、アーコロジー地下にある核融合炉は制御を失い暴走することは間違いない。

マグロック扉をミネルバがハッキングし、開くと同時に戦闘開始。
入り口出てすぐの左右にいるゾンビを抑えようと呼び出されたエアエレメンタル、ジョージ、サルーンが走る。初手で投げ込まれたマナ消散グレネードはゾンビたちを巻きこみフォースを減少させた。

ジョージの射撃はゾンビを軽く傷つけただけに終わる。足止めをするには白兵戦を挑む必要があるのだが…

「素手戦闘とか武器戦闘とか持ってる?」
「取ってないです…」

ということで逆にゾンビの棍棒にぶん殴られて軽傷を負う。
ただしその間に駆け込むグリード、突進するアメフト選手のごとく邪魔する連中を押しのけて20m以上を疾走しカマロにタッチダウン。同時に展開されるフォース9(!)のマナ障壁。
ゾンビの一体はサルーンのフルオート射撃で沈み、グリードに放たれた接触マナ呪文もトロールのタフネスに耐えきられ軽傷止まり。1ラウンド最終ターンで使われた判定はRun&Gunより

「投げ技」。笑

組み付いた相手を純ヒット+筋力で相手の身体リミットとの差分値メートルぶん投げる!
背後に展開された超強力なマナ障壁に向かって見事にバックドロップで引っこ抜かれて吹っとんだテロリストの首魁は、全ての維持呪文と収束具が消沈させられ床に倒れた。
そして起き上がろうとする彼に襲いかかる黒い煙の塊のごとき蛇。
「約束だ、魂を貰うぞ!」
人が骨ごと圧縮されるおぞましい音が響き渡り、極小サイズに押し込められたカマロは煙ごと水晶髑髏の中に吸い込まれていった。そして一つの情報記憶メモリが残された…


問題の中性子爆弾はパニック寸前のUCASが無事停止させ問題なし。ただしこの辺で妙な行動をしていた場合、アンダーグラウンド上層にはアズテクとミツハマの回収部隊が押し寄せていたので、脱出までもう一回ドンパチがあったかもという裏話でした。

残されたメモリーには、UCASの一部がテロリストに便宜を図っていた証拠が残されていた。
「どうする?」というGMの問いかけに、一同は何も見なかったことにして軍に買い取りを依頼した。報酬は合計15000に加えて一人3000の追加が支払われた。何のボーナスかは言わぬが華だろう。

カーラはその後再び密輸業者の手でアマゾニアに亡命したという。望まぬこととはいえテロリストであった経歴に変わりはなく、受け入れ先はそもそもUCAS及びメガコーポと明白に敵対しているアマゾニアしかなかったのだ。
なお手引にはトール・トロール・ダイニングの店長が南米関連のコネを使って何とかしたとかかんとか。
UCASの小隊長アルフレッドは「紛失した」機密武器のグレネード、及び営巣入りを勝手に逃げ出してテロリストを追った咎で減給処分。ただし実は裏でボーナスが出たとか、ほとぼりが冷めるころには東海岸のマンハッタンへ栄転の話があるとか。

そして1ヶ月ほど経過し、チームメンバーいきつけのバーに今時珍しい紙の封書が一通届けられる。中には子供たちに囲まれ笑顔を浮かべたカーラの写真が入っていた。

というところで本日終了。

実はとかげさんから先にキャラクターシートが提出されていたので、よくも悪くもメタった戦闘になっていました。
ナルコジェクトピストルは一発で戦闘終了にさせかねないので、「届かない距離・効果ない敵」を出すことであったり、そもそも射撃がほとんど効かないが倒す方法はあるラスボスであったり。
割と火力マシマシだった割に死なない程度に緊迫感のある戦闘ができたのではないでしょうか。

反省点としては、UCAS軍について結構設定を作り込んでいたのに、ランナー側がコネなり技能を持っていない事に気づかずスタートさせてしまったことですね。
なんかチグハグな吟遊展開になっていなかったかなーと終始ドキドキ。
カマロ=メネンデスも狂ったのは親類縁者家族のほとんどを核テロで失ったからなので、可哀想な奴なんです本当は。やってることは明らかに鬼畜ですが。あと大精霊のパワーはそうそう借りられないので、普通の呪文みたいにバカスカ使えなかったのが敗因ですね。(大量の生贄もしくは素材が必要)
まぁ何にせよ楽しめましたし、楽しんで頂けたなら幸いです。

次はプレイヤーをやりたいな!
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