デッド・イン・ザ・マシーン

NPC一覧
カラ・ヴェイラー(25歳、ヒューマン、女性)
ネオネットのCEOリチャード・ヴェイラーの娘。 シアトルでジョンソンのようなことをやっている。 犯罪組織相手のビジネスを開拓している様子。

観江島・武/みえじまたけし
(ヒューマン、男性、40歳)
元渡田組から三浜のカンパニーマンになった人物。 先の大分裂で死亡したと思われていたがサイバーマンシーとなり生存していた。 現在絶賛連続殺人中。

松浦・大介(ヒューマン、男、40歳)
元西土組の組員で外隅についたことで命を助けられた人物。
ベテランのデッカーで外隅連合のセキュリティーを担当している。
観江島が復讐しているのを見て外隅を裏切る決意をする。

タック(AI、1歳)
UCAS海軍戦術支援システム由来のAI。 覚醒して間もないこともあり人間世界のルールには不慣れ。 不利な状況の相手を見るとつい戦術支援を行ってしまう。 物理体としてはソニー美少女を使用している。

タイムライン

0日目 朝
観江島がミツハマを脱出

0日目 夜
観江島が鉢合わせた外隅組の組員を殺害(2人)

1日目 朝
ミツハマがランナーチームを雇う

1日目 夜
観江島が外隅組の組員を殺害(1人)

2日目 朝
PCが昨晩殺された組員宅を訪問すると殺害されている。

2日目 昼
外隅組からの依頼

2日目 夜
観江島が外隅組の組員を殺害(3人)
松浦が観江島を補足しバックアップを決める。

3日目 朝
観江島が外隅組の組員を殺害(D6)

3日目 昼
ミツハマに雇われたランナーチームが壊滅

3日目 夜
観江島が外隅組の組員を殺害観江島がかなりの損害を受けたことを知り補修の用意をする。

3日目 深夜
松浦が観江島の治療を行うが正気を失った観江島に殺害される。

4日目 朝
松浦が行方不明になっていることが判明する。

7日目終了時に暴発したヤクザとマフィアの抗争が過激化してシナリオ終了



不穏なシアトル
最近のシアトルは少し空気がピリピリしています。
ことの発端は2週間前。
UCAS海軍がシステムメンテナンスを始めました。
これがなかなか終わらないので一部の連中はUCAS海軍のシステムがダウンしていると考えました。
この結果、密輸やイタズラハッキング、空対地ミサイル射撃なでが続発。
全て阻止されたものの海軍とシアトル軍、ナイトエラントは対応におおわらわで疑わしきはぶち込むぞ状態です。
ただ、システムは以前メンテナンス中です。

ランナーは観た
PCはカラ・ヴェイラーの依頼で重田組の構成員を締めに行ったところ彼は殺されていました。
死因は鋭利な刃物で袈裟切りにされたこと。
死体は驚愕に目を見開いて事切れていた。
現場には袈裟懸けにする際に踏み込んだと思しき場所に足跡が残されています。
また、アストラルを観察すると黒く澱んだような印象を受けます。

殺害現場(共通)
凄まじい力で踏み込んだと思しき足跡があります。
アストラル視覚を行うと一時的にかなり強い負の感情にまつわる背景放射を持っていたことが解ります。

マトリックス知覚
殺害時刻近辺でログの改竄が行われた痕跡を見つけ出せます。
復元を行うには編集(4、4時間)のテストが必要

復元されたデータ
削除されていたのは犯人のマトリックス痕跡とそれを改竄したと思しき人物のマトリックス痕跡。
復元したことにより犯人及び支援しているハッカーのマトリックス構造物を見れば犯人と確定できます。
もし、復元したのが最初の殺害現場であれば、犯人のログが残っているタイミングとハッカーがアクセスしてデータを削除したタイミングに1日程開きがあることに気がつきます。
また、マトリックス構造物を解析すれば犯人が常識では考えられない程サイバーウェアを埋め込んでいるだろうと推測できます。

カラへの報告
カラは報告を受けると、別に殺さなくても良かったんだけど、と呟き、まあやっちゃったものは仕方ないわね。あ、でも報酬は約束通りしか払わないわよ、と言います。

暗がりからの依頼
ヤクザ系のコネから依頼を受ける。
正確には潔白なら身の証を立てろと言われる。 話によると最近複数の外隅連合のヤクザが相次いで殺害されている。 死因は全て鋭利な刃物で袈裟切りにされている。 共通点は大分裂以前から在籍している組員ばかりが狙われている。
古い組員が居合わせた場合、皆殺しだが若いのは見逃されている。
現在殺されているのは5人。

MMI13の面々
彼らは三浜の貴重な財産であるサイバーマンシーを回収しようとしている。
このために別のランナーチームを雇い追跡させている。
彼らはサイバーマンシーのコムリンクの放つシグナルを教えられており追跡を行っている。
しかし、オーナーを本人としているため現在どこにいるかを把握できていません。
彼らはサイバーウェアの強制停止信号を送り込むためのデバイスを受け取っている。
彼らにとって不幸なことに松浦がこの制限を解除しているためすでに信号は効果がありません。

同業他社の営業戦略
三浜から依頼を受けたランナーは親しいランナーにサイバーマンシーの固有シグナルを拾ったら教えて欲しいとメールします。
併せてインストールすると固有シグナルを拾うとポップアップが表示されるソフトを送ってきます。

現場検証
全て手口は同一でかなりの手練れの仕業と思われる。
近傍のシステムを調べると全ての犯行現場に同じマトリックス痕跡がある。
これがサイバーマンシーのコムリンクから放たれているシグナルです。
これを調べた場合、もし大元のマトリックスオブジェクトを見れば同一と確認する事ができます。
また、アストラル知覚を行えば紛れようもないアストラル汚染の痕跡が見つかります。

松浦の決断
犯人がかつての兄貴分であることに気づいた松浦は葛藤の末支援を行うことを決めます。
まず、観江島のネットワーク状態を調べたところバックドアがあることに気づき潜入し、バックドアを埋めてオーナーとして権限をふるえるようにします。
このバックドアはサイバーウェアの強制停止信号用に用意されたものです。
防護を固めるために観江島のシステムをスレイブ化し、サイバーアイに現在の外隅組の構成員で昔から外隅組にいる相手がいる場所を地図と共にオーバーレイします。
彼は恵子が戻れば裏切りがバレルと確信しているため脱出の手はずも整えます。
観江島にも説明を行い逃げるように促していますが返事もなく苛立っていますが支援は継続しています。
観江島にはすで松浦の言葉に応えるだけの正気は残されていません。

3日目の深夜以降は松浦が残したエージェントが支援する。

殺害されたランナーの調査
ランナーの死体はナイトエラントが収容している。
ランナーはSINなしだったため身元不明死体で事件自体はなかったことになる予定。
もし、ナイトエラントへのコネか"友人"として死体の引き取りに赴けば遺留品ぐらいは受け取れる。
遺留品のコムリンクを調べれば、彼らがメガコーポの依頼でサイバーサイコを捜索していたことがわかります。
これにより、サイバーサイコの顔写真(観江島です)とマトリックス構造体、サイバーウェアの強制停止信号を獲得できます。
また、同業他社の営業戦略を知ることができ続々とレポートが入ってきます。

松浦の捜索
松浦は観江島の治療に向かう際にコムリンクを置いて向かっています。
このために彼のコムリンクを調べれば治療キット手配を行った履歴が見つかります。
あと、コムリンクからタクシーを呼んだ履歴があります。
デッキは見つかりませんし、簡単な身の回りの品がなくなっています。

被害者の共通項
被害者は全員外隅組の構成員で全員が日本から移ってきた元渡田連合の組員です。
更に目撃情報や被害者の場所の大半は古くからの外隅組のシマです。

足で探す
地道に聞き込みを行い捜索します。
捜索エリアを選択し聞き込みを行います。
同じエリアを複数人で捜索する場合にはチームワークテストとして扱います。
難易度はエチケット+魅力(50、6時間)です。
共通項が判明していれば難易度-20、マトリックス構造体が判明していればデータ検索技能が使用てきるようになります。
同業他社の営業戦略レポートを入手すれば難易度-20。

ネットワークフォックスハンティング
松浦が外隅組の組員の情報を流しており、松浦死亡後はエージェントが作業を継続しています。
このためにエージェントを逆探知すれば観江島の所在地を確認できます。

撒き餌
ハッキングの事実が判明しなくても共通項が特定できれば観江島をおびき出せます。

聞き込みと監視カメラ
サイバーマンシーはカメラに映ることには頓着しておらず、松浦が支援を始める前にはカメラに画像が残っている。
顔を外隅連合の古株に見せれば渡田組と三浜の二足のわらじをはいていたカンパニーマンであることがわかる。 しかし、彼は大分裂の際に西土組につき殺害されている。 二天一流の免許皆伝だったらしい。 プレイヤーが気づかなければ「死者」「アストラル汚染」のキーワードが揃った時点で魔法理論、サイバーウェアなどの知識テスト(3)を行わせても良い。成功すれば、サイバーマンシーではないかと類推できる。

棺桶の準備
戦術支援がついているため対象になる組員を一カ所に集めれば誘き出すことはできる。 しかし、暗殺者としての動物的な勘は残っておりノコノコと集まっている場所には姿を現さず1人づつ殺そうとする。 もし、三浜と話が付いていれば停止信号を受け取ることができる。 もし、カラに助力を依頼すれば報酬と共に浄化術が使えるイニシエイトを貸してくれる。