シャドウラン5thのキャラクターメイクにはいくつか忘れやすい注意点がありますので覚え書きがてらまとめておきます。 多分つまずく場所はみな同じですからね。 1.能力値の制限 肉体能力値、精神能力値のうち1つしか生得限界値にまで成長させることはできません。 この時にエッジや魔力などの特殊能力値は含まれません。 2.資質 資質は有利、不利共に25点分しか取得できません。 なお、資質はGMの許可がいるものも多々ありますので、習得時には確認をお忘れなく。 3.買い物 大前提として装備品は入手値12以下、機器レーティング6以下の装備しか購入できません。 つまり、レーティング8の弓は購入できるわけですね。 身体改造は等級が中古、標準、アルファのみが購入できます。 ルール的には明記されていませんが、バイオウェア、特に培養バイオウェアの中古品があるかはGM判断になるかと思われます。 お金が足りない場合1カルマを2000ニュー円に変換可能です。ここで費やせる上限は10カルマとなります。 今回身体改造による増加の上限が+4になりました。このためにこの値を超えて身体改造しても+4で頭打ちになります。 キャラクターメイクとは関係ありませんが、サイバーウェアには非競合性を持つものがあります。 だいたいは特定の能力値を伸ばすサイバーウェアについており同じ能力を伸ばすものと併用できないというものです。 これは一方で使えないと明記されているともう一方に記載が無くても使用ができません。 この強化限界と非競合性は身体改造をするときになかなかに頭を悩ませる要因になります。 注意すべきは強化限界は能力値を増加させる場合の話で、~に関するテストのダイスを増やす場合には適用されません。 このあたり言葉遊びのようですがご注意ください。 後はキャラクター作成時限定ではありませんが、間違いやすう部分にサイバーアイのセンサーがあります。 センサーはセンサーを埋め込む対象によってレーティングの上限が決まっています。 原書であればP446のSENSOR HOUSINGSに記載されています。 例えば、視覚強化を例に取りましょう。 サイバーウェアとして直接埋め込む場合、エッセンスを支払いレーティングは1-3となります。 これを容量値を支払いサイバーアイオプションとする場合には埋め込み側の機器の制限が発生しレーティング上限は2となります。 ちなみにサイバーリムに埋め込むのであればレーティング上限が5なので、3までいけるわけですが。 これを見落としがちです。 4.成長 魔法使いがサイバー化した場合のカルマでの魔力増加のルールが明記されていません(個人的には新しい魔力の数値準拠派ですが)。 このあたりを行う予定があるならGMに事前確認することをおすすめします。 以上、個人的に手間取ったり勘違いした部分になります。 思い込みで誤読している場合もあるとは思いますので、お気づきの点ご指摘いただけますと幸いです。 |