本章の内容はジャックポイントのメンバーが集めたCFDによる社会的な影響となります。 プロスポーツ界 負傷からの回復やパフォーマンス向上のためにナノウェアやジーンウェアは日常的に使用されておらCFDの感染により1軍が全く使えなくなったチームもある。 アーバンブロウルやコンバットバイカーなどではCFDにより連携が乱れ死者もでている。 若手選手はCFDチェックによりベテランを追い落としてのし上がろうともしている。 芸能界 外見やパフォーマンスのためにナノウェアやジーンウェアを湯水のように使うのはスポーツ界と同じ。 CFDにより演技できなくなった役者やCFDという噂により共演を断られる役者がでる状態で、様々なメディア制作に莫大な損害を出している。 スー族国家 5thでスー族国家のサプリにシナリオ、小説と展開していたのでその辺の絡みと思われる。 スー族国家ではCFD感染者の受け入れを表明しているらしくこれによりCFD研究を進める目的の模様。 しかし、避難者からの感染もあり、元からの住民の反発もありかなりきな臭い状況の様子。 企業 CFDによりナノウェアやジーンウェアの人気が暴落したことでかなりの企業の株価が暴落。 これによりモノベやオムニテックなどの独立系企業は大量解雇を予定しており、同業者による引き抜き合戦が激化する見込み。 ストリート レストランなどでも“身体改造お断り”の店が増え、入り口にサイバーウェアスキャナーを搭載しているとか。 ジョンソンもこれを利用して改造者を交渉の席に入れないようにしたりしている。 “浄化派”という身体改造を一切否定したポリクラブが急速に力を付けている。彼らは身体改造に傾倒した人類への天罰としてCFDを見ている。 ランナーの中にもナノウェアやジーンウェアを嫌い旧型のサイバーウェアやパイオウェアを使用する者もいる。ただそれでCFDに対する感染がないという保証はない。 ちなみにコラムでスマイルバンディットが調べたCFDの影響を受けた著名人とメガコーポの重役リストもあります。 A tunnel, but no light yet(P20) ブッチによるプライベートチャット。CFD治療に関する曖昧な噂について。 買い手の後悔/Buyer's remorse ブッチによるCFDが治癒したさらりーまんの話。ゼノサピエントのAIであるファランクス(Phalanx)による人格の上書きでCFDが治りさらりーまんはテクノマンサーになった。 ブッチはファランクスとコンタクトを取ろうとしたが取れずリスペックと言う若いテクノマンサーに助力をあおいだ。 結果ファランクスは肉体と精神の繋がりを断つことで肉体を完全に支配できると考えているらしい。 企業による研究/Corporate research この情報をホライゾン、ネオネット、ムライホールディングスに意図的にリークし研究させた後にランナーチームを雇い研究結果を手に入れました。 結果CFDの症状はAIの断片化と酷似しており、AIなどのマトリックス存在が人間の肉体を得るためにナノウェアを利用して肉体のファームウェアである人格を上書きするものであるとほぼ断定できました。 またテクノマンサーであればこの人格改変に介入し元の人格に戻せる可能性もあるようです。 ムライホールディングスはリバーシングという危険なナノウェアを開発しこれで治療できるかもしれません。 テクノマンサーの複合体コリオールによりゼノサピエントを排除しリバーシングで人格を復旧します。 しかし、コリオールはゼノサピエントにしか有効ではないためCFDの原因が別のAIであればコリオールは作用せずリバーシングもそのまま残り新たなるCFDの原因となり得ます。 You don't have to go home, but you can't stay here.(P24) みんなで頑張るぞ。おー! |