ドラゴンの人生設計
アースドーンのサプリメントである『Dragon south book』にてドラゴンのライフステージについて記載がありましたので備忘録がてらまとめておきます。
出産
アダルトドラゴンの女性が出産を望むことがあります。
ドラゴンは特別な伴侶を持たず、出産を望んだときに相手を女性が選定します。
女性は出産したい相手のアダルトドラゴンに対し第一の出産の儀を執り行います。
この相手は1人ではなくても良いようです。
男性のドラゴンは受け入れるなら、第二の出産の儀を、断るなら拒否の儀を行います。
その上で最終的に女性が相手を決定します。
伝説のグレートドラゴンであるオールウイングスの時では相手に選ばれるために男性のドラゴン同士で決闘も行われたようです。
相手が決まると二人で新生の儀を執り行い、出産します。
出産すると、女性は卵を信頼できるグレートドラゴンに託し、それ以降子供とは通常関わりません。
幼年期
ドラゴンは卵から生まれます。
卵はドラゴンの鱗と同じ素材で剣による攻撃ぐらいは跳ね返してしまいます。
このためにドラゴンの幼性は卵の殻を内側よりブレスにより劣化産まれてきます。
これに失敗したものは死に、守護者であるグレートドラゴンに食べられます。
これは生まれてきたことを無駄にしないためとかそんな感じらしいです。
無事孵った雛は守護者たるグレートドラゴンの庇護下で育ちます。
だいたい20年程度かけて飛行や呪文の基礎、100年かけてドラゴンの儀式を学びます。
だいたい100歳を超えた辺りでグレートドラゴンの巣穴を出て自分の巣穴を構えます。
この時点ではまだ幼性はグレートドラゴンの庇護下にあるため、巣穴はグレートドラゴンの巣穴に設けられ、何かあればグレートドラゴンが介入してきます。
だいたい200歳ぐらいで幼性は別離の儀式を執り行いグレートドラゴンより独立します。
このような親子関係のためロフヴィルやアイスウイング(ゴーストウォーカー)子飼いのドラゴン部隊は実際の子供なのではないかと思われます。
青年期
ドラゴンの青年期は狂乱の時代であり、獣として生きる時代です。
人の思春期に当たり大人でも子供でもない時代と言った感じです。
幼年期に習い覚えた魔法も忘れ、ただ生き延びるためだけに、狩り、喰らい、眠ります。
この青年期を生き延びるのは全体の30%程度となります。
この期間は50~100年続きます。
理性を取り戻したドラゴンは変容の儀を執り行いアダルトドラゴンとなります。
このためにドラゴンはアストラル界で繭にくるまり、自らのパターンにスレッドを編み込みアダルトドラゴンへと文字通り変容するのです。
この期間は概ね5~10年です。
アダルトドラゴン
最初に発現の儀を執り行います。
これはドラゴンの人生で最も重要な儀式の1つでドラゴンはここで名前を得てアダルトドラゴンとなり、アストラル界より物理界に発現します。
ここで初めて彼らはドラゴン社会の一員となるのです。
この期間は2000年程続きます。
この間に子をなし、知識や力を蓄えます。
ドラゴンは生涯成長を続けるため年経たドラゴン程肉体的にも魔法的にも強力になります。
グレートドラゴン
ドラゴンの長老であり年経た知恵あるドラゴン。
ここまで生き延びるのはアダルトドラゴンの25%程度となります。
グレートドラゴンはドラゴンの守護者であり、知識と伝統と歴史と未来を護るものである。
グレートドラゴンが死ぬと生きているグレートドラゴンにより死の儀式と継承の儀式が行われます。
これは最も強力なグレートドラゴンによる遺産分配であり、死せるグレートドラゴンをブレスにより大地に帰す儀式でもあります。
まとめ
以上簡単にドラゴンの人生についてまとめてみました。
アースドーンのサプリメントの要約ですのでアースドーンを知らないとわかりにくい箇所もありますが、そこはそれと言うことで。
このように見るといわゆるドラゴンの兄弟が学友とでも言うべき関係であることがわかります。
で、あれば兄弟仲が悪いドラゴンが多いのも仕方ないかもしれませんね。
逆に兄弟でグレートにまでなり、なおかつ兄弟仲も良かったマウンテンシャドウ(ダンケルザーン)とアイスウイング(ゴーストウォーカー)は恐ろしいレアキャラな気がしてきました。
ドラゴンの文化や社会、その起源などの素敵コンテンツもありますが、こちらに関してはまたの機会に。