Earthdawn/Shadowrun Crossover Informatio

以下はEarthdawn/Shadowrun Crossover Informationのアースドーン/シャドウランのクロスオーバーに関する考察テキストのほぼ全訳です。
このテキスト自体がだいぶ以前に書かれたもので最近では自明とされているアースドーンとシャドウランが同一世界であるかの考察を第一義としてその後両システムの世界観の繋がりを考察しています。
初期の日本ユーザーも同一の考察から共有世界に気づいたと考えると非常に興味深い内容です。
考察時期の関係から暗殺されたグレートドラゴンダンケルザーンの遺言を扱ったサプリメントである『Portfolio of a Dragon: Dunkelzahn's Secrets』やその後の大災厄到来を阻止するためにダンケルザーン子飼いのランナーが苦労する小説ドラゴンハート三部作(『(Stranger Souls』『Clockwork Asylum』『Beyond the Pale』)にも言及はありません。
とはいえ、イモータルエルフ関係の詳細はほぼ網羅されている(と信じています)

しかし、隔世の感があるシャドウランサプリに対して、現役サプリが並ぶアースドーンには悲しみを感じますね。

なお、各資料のカテゴリーは私の方で追記しました。
PDF版が発売しているものは販売ページへのリンクと現行サプリはこちらで追記したものになります。

では、以下翻訳になります。
お楽しみください。

アースドーン/シャドウランクロスオーバー

ウイリアム・ローガン氏の以下のサイト(rec.games.frp.cyber on 8/2/1995 by David Henry)には初期の資料がよくまとまっていました。


私はこれに新しい資料を付け加えてみました。

無数の共通項があることからアースドーンとシャドウランが同じ世界であり、アースドーンが第四世界にあたります。これはFASAの公式コメントからも明白で、この具体例をシャドウランとアースドーンの実際のテキストを見ていこうと思います。

シャドウラン側資料

シャドウラン/Shadowrun
(基本ルールブック)
クリッターセクションの導入に、ドラゴンの起源に関する引用があります。彼らはマナ推移が一定の高さになるまで“眠りにつく”とあります。
エルフの言語にはスペレシエルと命名されており、これはEDと同名です。

シアトルソースブック/Seattle source book
(都市ソースブック)
アトランティス財団がレビューしています。か弱い繋がりですが、AFは真実の魔法史の多くがシャドウラン世界には隠されており、それらがアトランティスで見つかると信じているとの記載があります。EDの強大な帝国の中心地であるセラはギリシャ近傍の島でプラトンの話に出てくる破壊された島はだいたいこのあたりです。

(訳注:5版対応はシアトルデジタルツールボックス/Seatle Desital tool Boxという製品がでています)

瓶の中の悪魔/Bottled demon
(シナリオ)
グレートフェザーサーペントであるアーラッシュは前の時代の魔法を覚えており、彼女と他のグレートドラゴンは協力して邪悪な収束具を破壊もしくは使用不能にしようとしています。ドラゴンが支配する地球上に邪悪な存在が襲来したとあります。これは明らかにEDのホラーです。

ハーレクイン/Harlequin
(シナリオ)
シャドウラン世界で自由精霊とドラゴン以外で初めて不死の存在について語られます。ハーレクインとエーラーンは共に革命前のフランスで目撃されており、それ以前から長く長く生き続けています。ここでハーレクインが行ったチャラハンはティルタンジェルソースブックで語られている特別な様式の挑戦の儀式です。これはバーセイブソースブックで語られるセラの儀式と酷似しています。ハーレクインとエーラーンはスペレシエルの古語のような謎の言語を話し、それはティルタンジェルやアースドーンのデニゼン1で言及されています。

ワームトーク
(小説)
少なくとも第四世界を経験しているドラゴンのダンケルザーンとエルフのハーレクインが会話し、様々なネタを投下しています。明らかにインヴェを古いトラブルとして話題にしています。これはバーセイブソースブックで語られているインヴェでありSRの昆虫精霊です。

私家翻訳版


ヨーロッパの超常生物/Paranormal animals of Europe
(サプリメント)
精霊の項目に間違いなくEDのウインドリングがいます。同様にレイスのハーレクインが“こいつらはホラーだ。邪悪な存在ゆえに出会ったら殺せ”と言っています。ハーレクインはそれ以上の言及はしていません。EDのルールで大災厄の兆候として霧のようなレイスが人を互いに争わせたとあります。このパワーもSRのレイスと共通します。

エルフを決して信じるな/Never trust an elf
(小説)
小説でいくつかの不死存在に言及され、プロットの根幹に不死のエルフが関係しています。ロフワイヤーがカン(Khan)に太古の昔オークはエルフの奴隷であったと言及しています。EDにおいて名付け手の中で唯一種族全体が奴隷にされた種族です。

ティルタンジェル/Tir taingire
(サプリメント)
イモータルエルフの証拠がいくつか示されます。これには混乱したランナーとドラゴンダンケルザーンの長い会話み含まれており、その中でいくにんかのエルフが不死であり、彼らは第四世界(そして、第二世界から、竜の時代、多分EDに関係している)から存在しており、ティルタンジェルのエルフを支配する秘密の言語がエルフ語ではないと語られる。(ハーレクインとエーラーンの議論による)同様に、ティルタンジェルにいるドルイドのランナーの中には、シャーマンながらトーテムではなく“パッション”に従うものもいるようです。(ハーレクインの返事曰わく、お前はもう死んでいる。花のもとに送ってやろう)もちろん、パッションとはEDにおける人生の偉大なる導きの精霊です。ティルのプリンスはハーレクインから“我が親愛なるいと甘き血の女王”と呼ばれており、これはとあるランナーがプリンス(これは称号であり性別は関係ありません)の館で目撃した体裁を取っており、そこにいた女性たちの体から棘が生えていました。これはEDにおける鮮血エルフと同じ状態です。プリンスの他には許しなく館に近づけば植物により八つ裂きにされると
あります。
その間、クレーター湖には多数の議論があります。これは現在のSRの日より7000年前に作られ、これは第四世界が終わり、第五世界が始まった時期に一致します。(マーヤンが計算していますが、ダンケルザーン曰わく、それは加速させられた)ここにティルのエルフ達は膨大な魔力を蓄積していたと信じられています。

闇の天使/Dark angel
(シナリオ)
“アースドーン”というロックスター誘拐にまつわる内容です。アースドーンには大災厄というアルバムがあり関係は明らかです。

> 猫と話す
フェンリルウルフに関係して吟遊詩人モジュールが含まれています。

ティルナノーグ/Tir naNOG
(サプリメント)
より多数の不死者の証拠が提示されます。覚醒以前より知られていた事象でアイルランド周辺ではあっさり受け入れられ特殊な状態ではなくなりました。荒っぽい表現ながら人生の道で示されたものはデニゼンで示された道と同じものです。同様ににティルナノーグのシーリーコートは汚染される前のエルフ女王の宮廷です。これはエルフ文化が継承され保持されていた証拠と言えるでしょう。共に独特のグレートフェアリーパスの精神が記されています。
5版はコート・オブ・シャドウ/Court of Shadowsとして発売されています。

ハーレクインバック/Harlequin's buck
(シナリオ)
“過去からの呼び声”と題された短編が冒険の導入小説として掲載されています。我々はこれを最初に目にするわけです。ここで奇妙な精霊が登場します。その行為と外見はパッションヴェストリアルであり、彼は深夜に酔いつぶれたハーレクインのもとに訪れます。ヴェストリアルは偉大なる降霊の舞の刺激により大災厄が迫っていることを示唆します。ハーレクインは再度会話を試みますが、再訪はありませんでした。ハーレクインは最後に“北イスレス”の嘆きの尖塔の騎士と呼ばれています。これはアースドーンのキャンペーンセッティングである尖塔都市から着た騎士を現す真紅の尖塔の騎士と酷似しています。ハーレクインはメタプレーンを“ネザーワールド”呼び、彼は言い間違いと言っていますがアースドーンで通常使われる単語です。冒険自体はアースドーンに近い内容です。敵、強力な仲間、世界を破壊する精霊、偉大なる降霊の舞により戻ってきたマナスパイク、そして、ハーレクインとランナー達は世界の滅亡を阻止するために危険なアストラル界でのクエストに赴きます。敵はハーレクインの説明を見る限り明らかにアースドーンのホラーです。ハーレクインは対ホラー戦闘に多彩な技を使用しますが、これはアースドーンの光を帯びし者が使用しているものです。これにはアストラル界から肉体を顕現させたり(エーラーンも同じようなことをしています)、光の武器や鎧を召喚したりする内容を含みます。

夜の尖兵/Night's pawn
(小説)
この小説でグレートドラゴンのアラメイズ(ロフヴィルの“弟”)が重要な役割を果たします。正直なところアースドーンとはあまり関係ありませんが、“アラメイズ”はEDのルールにバーセイブのグレートドラゴンのリストに名前があります。

デンバー/Denver
(サプリメント)
このソースブックには2つのクロスオーバーがあります。主要部分ではハーレクインが場所の力に関する説明をするために明らかな偽名に場所の名前をどのように変えるかを扱っています。また、デンバーのタリスモンガーは瓶の中の悪魔と同名の冒険を読んでいます。

(訳注:現行版は4thのSpy Gameとなります。

プライムランナー/Prime runner
(ソースブック)
この本のタリスモンガーはウクライナに失われた文明の痕跡を見つけます。それはEDの主要なキャンペーンセッティングです。本の最後の暗殺者は“狂えるパッション”についての信仰を叫んでいます。狂えるパッションはパッション(シャドウラン用語ならトーテム)ですが、ホラーにより正気を失った存在です。

ノスフェラトウ/Nosferatu
(小説)
この小説には多数のイモータルエルフの証拠が含まれており、明らかに不死ではないエルフが魔法の第四世界の記憶を生まれ変わりにより取り戻しており、ティルナノーグではこれらのエルフは生まれ変わりであると信じられています。興味深いことに本書で主なエルフは愛されておりこのエルフはヒューマンに生まれ変わることを選択できます。これは業にまつわる理由らしいです。他のクロスオーバーが“ノスフェラトウ”です。魔力の嵐の中で見つかったホラーはアースドーンのホラーと酷似しています(あなたが知っていればすぐわかります)。ティルタンジェルの鮮血の女王の密使は棘の儀式を執り行います。これはEDで鮮血エルフが使用したのと同じものです。ライアム・オコナーに対するノスフェラトウの館の魔法の防御はノスフェラトウがライアムについてより“知る”ことで強化され、これはEDのスレッド/パターン魔法と同様のものです。

太陽の家/House of sun
(小説)
ハーレクインが現れ 隠されたホラーに関する話題があります。ティルタンジェルの企業にある絵に失われたアトランティスの都市が描写されており、これはEDのセラ島のようです。

アズトロン/Aztlan
(サプリメント)
アズトロンを通して不死者が様々なコメントをしていますが、ほとんどは既知の内容です。新しい情報として、アズテクノロジーの社長に言及されており、ホラーコンストラクトのような後ろぐらい方法により、ホラーによって創り出された、SR用語的には汚染された生物になっています。これを発端にアズテクノロジー内部にホラー存在が集まり始めています。オーラも“汚されている”と言及されており、これは第四世界の一般用語ではホラーに汚されている状態です。ハーレクインの見立てをここでも示されています。

> 猫と語る
デビッド・ヘンリーのアズトロンはAnnotatedされているようだ。

以下に他のいくつかの資料をご案内します。

黒の聖母/Black Madonna
(小説)
ノスフェラトウの主要キャラクターを巻き込みながら、絵画の歴史とシャドウランニングが展開します。レオナルド・ダ・ヴィンチを名乗るイモータルエルフと出会いシャドウラン世界の芸術技術の進歩について話し合います。

人類と魔力の周期/Human and the cycle of magic
(FASAサイトの記事)
書記のエーラーン(ハーレクインとティルタンジェルの成立者)から若いエルフの技術者(ハーレクインが連れてきた)の演説です。エーラーンは魔力の周期やエルフの人生、アトランティスの沈没について明確な知識を持っています。(ここでは具体的にマヤ歴には触れていません)。後生の物差しとしてエーラーンはダビンチやそれに関連したブラックマドンナの中のイモータルエルフに関係したダビンチを偽物としています。(恐らく、サージェントやガスコイグンはこのFASAの更新を確認していないのでしょう)

(訳注:このテキストの全訳はヤヌスさんのサイトで読めます)

終わり無き世界/Worlds without end
(小説)
多数のイモータルエルフにより頭がクラクラしてきます。ホラーのイスートグラセ(Ysrhgrath)によって誘導されたイモータルエルフのアイナは元彼のカインビュール(ハーレクインの別名)とティルナノーグやティルタンジェルに向かい様々な種類の不死存在に出会います。アラチアの娘であるジェナ・ニーファイラはアラチアと同じ髪の色をしています。

モーターン以降/Post Mortem
(小説)
ハーレクインと書記のエーラーンがダンケルザーンの殺害について話しており、ハーレクインからフロスティの動きについて話たり、リチャード獅子心王の鎧を受け取ったことをほのめかします。しかし、報告は誠実さではなく、変節をほのめかしています。(そうであれば、ハーレクインとエーラーンは愛し合っていたのでしょうか)

猫と語るより以上。

アースドーンよりの資料
奇妙なことに明らかに“繋がり”に関する情報がアースドーンからはあまりありません。ラゴックのせいか、ここに明らかなハーレクインはまだ登場していません。

> 猫と語る
鮮血の森ではカインビュールの名前で活動しており、終わり無き世界で言及されたハーレクインの呼び名であるカイムベールと酷似しています。

未だに登場していません。

アースドーン/Earthdawn
(基本ルール)
大地の精霊のグレートフォームがセラとバーセイブの創世の歴史に登場します。SRの精霊にもグレートフォームがあります。同様にPAoEにはレイスが言及されており、同様に昆虫のような存在が名付け手の肉体と魂を制圧する存在で、これはシャドウランの昆虫精霊(インヴェ)に当たります。
(少なくとも人型の)種族はSRと同じです。今一度スペレシエルがエルフの言葉として出てきます。イモータルエルフに関しての話もあります。ドラゴンは2種類に分かれており、これは通常とグレートであり、SRと同じです。また名前も英語になおすと合致します。キャセイドラゴンは明らかにイースタンドラゴンです。

> 猫と語る
噂によれば星も同じようです。

グレートドラゴンのアラメイズ(夜の尖兵より)はリストに名前があります。グレートドラゴンのマウンテンシャドウはヒューマンの従者でダークトゥースが知られています。ドイツ語ではダークトゥースはダンケルザーンになります。ダンケルザーンとマウンテンシャドウの性格はよく似ており、同一ドラゴンと思われます。魔法使いはアデプトと完全な魔法使いに分かれておりSRと同一です。(しかしながら、EDのアデプトはSRよりも圧倒的に強力です。)

両方のゲームの魔法理論はよく似ています。アストラル存在は大地を通過できませんし(これによりケーアは護られました)、心理的なトラウマ(大災厄のような)はアストラル界を汚染します。パッションの描写はティルタンジェルなどで説明されたものと一致します。魔法周期の魔力期と非魔力期の説明はティルタンジェルと一致します。両方のゲームに希少金属としてオリハルコンが登場します。
バーセイブの地図はロシアの南からカスピ海や黒海の間の地域に合致します。

> 猫と語る
興味深い書き込みがあります。“アイナは不死となるために達した”これは終わり無き世界やホラーで見つかります。

アースドーンコンパニオン/Earthdawn companion
(上級ルール)
光を帯びし者の能力が小説の中でハーレクインやエーラーンが使用した能力と良く似ています。

バーセイブ/Barsaive
(サプリメント)
インヴェがはっきりと描写されており、明らかにSRの昆虫精霊のようです。SRのように(コロリス)の宗教結社を浸食/制圧していたようです。
マウンテンシャドウの性格がより詳細に記載されています。彼は間違いなくダンケルザーンです。
セラはバーセイブの南西のセレストリア海にあると記載がありセラが現実世界のアエゲアン海にあると言われるアトランティスなのであれば、バーセイブがロシアの南であるという地理に合致します。

セラの短い記述を見るとティルタンジェルの儀式との共通点があります。

失われた指輪と汚染された記憶/The longing ring and poisoned memorys
(小説)
小説。マウンテンシャドウがダンケルザーンである証拠が見つかりました。
彼らにも様々な理由があるようですが、これは我々の目的にも合致します。

アースドーンの種族1/Denizen of earthdawn vol1
(サプリメント)
再度エルフの言語がスペレシエルよりも古いと言及されます。そして、アラメイズによりエルフの女王が殺害されたと言及されています。人生の大いなる円環と5つの道に関するエルフの人生観はティルナノーグの道の概念に共通します。

マナが低い状態で存在できる人型の名付け手はヒューマンのみであり、魔力の上昇に伴いヒューマンが変化するとあります。これはSRの“ゴブリン化”です。

パーレインス/Parlainth
(サプリメント)
西墳墓の遭遇において、数人のエルフが奇妙な“形態”のパッションについて話しており、彼らはバーセイブの北西に新しい土地を見つけ、そこでの新しい呼び名について話しています。その名前はヴィリとヴィーであり、もちろんこれはゲルマン神話におけるオーディンの兄弟神と思われます。ドイツはバーセイブの北西にあります。

バーセイブの生物/Creature of Barsaive
(サプリメント)
コカトリスはSRと一致しますが、バジリスクは一致しません。地域によって種族の特性が変わるとあります。ここにはサンヨウチュウのデータもありSRとEDに共通項ひ見あたりません。ですがアースドーンのアースが大地であると書かれています。

> 猫と語る
ヘルハウンドも一致しますね。

鮮血の森/The Blood wood
(サプリメント)
鮮血の森と棘の儀式の詳細について書かれています。ここにはグレートエルフ(恐らくティルタンジェルやティルナノーグのイモータルエルフと同義語と思われます。)やハーレクインことカイムベールが登場します。彼は強力な剣匠にして理論魔術師のアデプトであり、セレアサの大使である真紅の尖塔の騎士の一員です。

セラ帝国/The theran empire
(サプリメント)
アースドーンの舞台がヨーロッパであると納得できなければ、このソースブックを見ると良いでしょう。地図を見るとヨーロッパぬ類似しています。アースドーンのルールブックにあったバーセイブの地図とはいくつかの点で近代の地勢とは完全に一致はしません。しかし、この地図は現代の地形と酷似しています。

ホラー/Horrors
(サプリメント)
アイナの名前は出てきませんが、ホラーのイスートグラセ(Ysrhgrath)の名前が出てきます。そして、苦痛を与え続ける最もお気に入りの犠牲者であるとあります。

推論


私はいくつかのアースドーンとシャドウランのイベントの共通点からこれらのゲームはぁおなじ世界を共有していると考えています。

ティルタンジェルはまず間違いなくセラ帝国か裏切りのエルフ王国であるショサラが再誕したものです。彼らは同じ儀式を共有しており、新しい技術に対する基本的な態度は世界での彼らの権力基盤に役立つものとして共通しています。これに対してティルナノーグは竜の森でしょう。これには明確な根拠はありませんが、エルフ文化の真の受け皿としての態度から類推しました。

しかし、鮮血の女王が何故今ティルタンジェルにいるのかについては少し奇妙な説明が必要でしょう。バーセイブソースブックにはアラチアの名前があり、彼女は次善の策として棘の儀式を断行しました。ED時代には彼女の地位とプライドは保たれていましたが、自らの否を認める発言を行わず、竜の森より追放され、その行動に怒りを感じているのではないでしょうか。彼女はセラ/ショサラに庇護を求めて逃走し、第六世界の地歩を築いたのではないでしょうか。ティルタンジェルでは遺伝子調査により“成長し苦痛を与える棘”を取り除く方法を棘の儀式が再び力を持つ程の魔力潮位に達する前に見つけ出します。

> 猫と語る
FASAはこのような意図の遺伝子研究を否定しています。と言うのは、『鮮血の森』で生きている棘を生やすために子供のうちに棘の儀式を行う必要と記載があるためです。

以下に自家用のコンバートルールを記載します。

アースドーンで疲労は負傷や負傷修正とは別に気絶へと追い込んでいくものです。これは呪文のドレインに近い扱いのものと言えます。個人の魔力レーティングの持続時間毎に意志力で抵抗可能な66のドレインとしたいと思います。

永続ダメージ(鮮血魔法を含みます)は通常の肉体ダメージボックスを埋めません。

200伝説点=1SRカルマ(初期スキルに充当)。ドワーフやエルフ、トロールは1SRカルマ=20EDカルマ(最大25点)。オークは30EDカルマ(最大40点)。ヒューマンは35(最大40点)、スプライト40(最大60)です。
アデプトのサークルはイニシエイション階梯で置き換えます(0階梯=1サークル)。アースドーンの伝説点の方が簡単に獲得できるために多くのプレイヤーはアースドーンからシャドウランにキャラクターを持ってきたがることを危惧しています。

(以下省略)
・能力値のコンバート
・パターンアイテムやスレッドアイテムの扱い
・アースドーンと現代の土地の関係
・光を帯びし者について・異界とメタプレーン
・魔法理論
などの説明が省略されました。